全ての記憶がつながりました
12か所ウツシエの記憶の場所で回想を見てきたのでインパさんに報告しました
「其方に最後の思い出の地を教える時が来たようじゃ」
あれで全部じゃなかったんだな
ゼルダ姫から最後の場所はすべてを見つけた後に教えるように言われていたそうです
インパさんの屋敷の壁に最後のウツシエの記憶の場所が貼られていました
このカカリコ村から半日程度で行ける場所にある場所・・・
「ゼルダ様の想いをしかと・・・しかと受け止めてほしい」
この場所に一体どんな記憶が残されているのか・・・
ここまで12か所見てきた以上見ないわけにはいかないですね
また赤い月が昇る・・・ガノンの魔力が満ちている
早くゼルダ姫のもとに行きたい気持ちをぐっとこらえて思い出の場所を探します
最初に遭遇した時はこんな強い魔物とまともに戦えるようになるんだろうか・・・
と、不安だったライネルともごり押しながら戦えるようになりました
最後の戦いに向けてたくさんの強い武器をあつめました
特に弓は最初あまり使っていなかったのですが終盤になって強いことに気づきました
ライネルの落とす弓が一度に何本も矢が撃てて強いのでたくさん集めます
そしてついに最後の場所を見つけました
この記憶を見ることで封印の力が目覚めなかったゼルダ姫が
なぜ100年もの間ハイラル城で厄災ガノンを抑え込んでいるのか全ての答えが出ました
これは厄災ガノンが復活し絶望に包まれた後の記憶でしょうか
ゼルダ姫たちがガノンと対抗するために用意していたガーディアンたちは
たくさんのガーディアンが二人を探しています
ガーディアンの索敵範囲は広いです
いつまでも逃げ切れるわけもなくガーディアンに見つかってしまいました
ゼルダ姫もマスターソードも・・・そしてリンクももうボロボロです・・・
「もう いいんです・・・もう・・・」
「お願いです 貴方だけでも・・・ 逃げて・・・」
ボロボロになったリンクはまだゼルダ姫を護ろうとしていますが
ゼルダ姫はリンクだけでも逃げてとお願いします・・・
リンクはふらふらと立ち上がりそれでもゼルダ姫を護ろうとします・・・
ロックオンしたガーディアンはリンクに向けてレーザーを放ちます・・・
動けないリンクとガーディアンの間にゼルダ姫は割って入ります
「だめ!!」
その時ゼルダ姫の体から光が・・・
この光は・・・もしかして・・・
そうか・・・この時目覚めたんだ
周囲はゼルダ姫の封印の光に包まれます
ガノンの魔力のようなもので乗っ取られていたガーディアンの体から
ゼルダ姫の封印の光で魔力が浄化されていきます
周囲にいたたくさんのガーディアンはその動きを止めました
勝手な解釈なのでとんちんかんな事を言ってるかもしれませんが
ゼルダ姫は何も教わらないうちに修行をしてくれるはずだったお母さんを亡くしました
厄災ガノンの復活が近づきハイラルの姫として役目を果たさなければいけない
無意識にハイラル王国の姫として封印の力を目覚めさせなければいけないと
どこか義務感のような感じで修業を続けていたのかもしれない・・・
だからどれだけやっても力だけを求めているうちは目覚めることがなかった
心の底からリンクを護りたいという気持ちが封印の力を目覚めさせたのかもしれない
本来はそういう事をおかあさんから時間をかけて教わるはずだったのかも
だから修行のやり方の書物なんてなかったのかもしれない
「だめ だめ・・・死なないで!」
「お願い 死なないで・・・」
ついにゼルダ姫に封印の力が目覚めましたがリンクは力尽きてしまいました・・・
ゼルダ姫の叫びに応えることも出来ないリンクは力なく目を閉じます
リンクは倒れてしまいましたがマスターソードが輝いています
そしてゼルダ姫に語り掛けているみたいです
「まだ・・・助かる・・・?」
「リンクを・・・助けられる?」
「姫ーーーーーっ!!」
インパ族の人たちでしょうか二人の忍者のような姿をした人が駆けつけてきます
駆けつけた二人にゼルダ姫はお願いをします
「貴方たちにお願いがあります」
「この人を回生の祠まで連れて行って下さい」
「急いで!!」
「彼の命が・・・燃え尽きてしまう前に!!」
「リンク・・・リンク」
「今 貴方は100年前の私との想い出を・・・」
「その全てを取り戻してくれました・・・」
「私はここで・・・」
「ハイラルの城で待っています」
「貴方が厄災ガノンを打倒してくれる日を・・・」
「思い出の中のゼルダ姫はいつも一生懸命だった・・・」
「一刻も早くゼルダ姫を救い出して」
「彼女の笑顔をもう一度この目で見たい」
致命傷を負ったリンクを回生の祠で眠りにつかせた後
ゼルダ姫はマスターソードを持ってこのコログの森にやってきました
そして・・・
厄災ガノンを抑えるために一人ぼっちでハイラル城に向かったんだ
4人の英傑の形見の武器、持っていこうと思ったけど
みんなの力はリンクの中で生きています、一緒に戦うんだ
だからここに置いていくね
「すべてを見てきたようじゃの・・・」
「100年前姫様と其方は共にあった・・・」
「日々 己の運命に立ち向かう姫様にとって」
「其方の存在は 癒しであり励みであった・・・」
「だからこそ姫様は其方を信じ お1人でガノンと戦っておられるのじゃ・・・」
「たった1人で100年も戦われておる姫様を・・・」
「どうか・・・救ってやってくれ・・・」
「100年前も其方はその英傑の服を毎日きておったでのう」
「まるであの頃に戻ったようだわい・・・」
実は厄災ガノンと戦うために古代兵装を最大まで強化していたのですが
やっぱり回想でいつも着てた英傑の服で行くことにしました
100年振りに会ってこんな姿じゃ「あんただれ?」ってなりますからね
100年も一人で待たせてごめん!ゼルダ姫!今行きます!
なしこ