ユグナスさんの現在の状態を説明するために偉い人たちも集まりました
ベッドに寝ていたのは・・・お人形でした
そしてその横にはリフキンが居ます
「まさか、こいつがユグナス殿だと?」
まるでリフキン族そのものではないか・・・
初代王の言い伝えを無視するから呪われてしまったのではないか?と疑われます
いつからこのような事になったのか聞かれアシェラさんが答えます
中の国に開拓者募集を始めたころから
「疲れた」と寝込むことが多くなっていたそうです
先日ユグナスさんに会ったときにはまだ言葉は交わすことができたのに・・・
と、リフキンになってしまっていることにアシェラさんも驚いています
あつまった人たちもみんな驚いています
初代王の呪い・・・まさかそのようなことが・・・
しかし、それはありえないことではないと集まった方の一人が言い出します
初代王の威光が薄れつつあった頃 その頃の領主の枕元に
初代王の例が現れこれ以上の開拓をしないように注意されたことがあったみたいです
その時にはアドゥリンの都にも様々な凶事が起こったとか
遠征は直ちに中止され時の領主は新たに初代王の墓所を作って
念入りに王の御霊を弔ったそうです
その結果初代王の霊は現れなくなったとか
それは歴史書にも書かれている事実らしいです
「呪いなら解呪できるかもしれません」
そう言って呪いを解く呪文を唱えてみますが効果はありません
「やはりウルブカの大地には踏み入ってはいかんのだ!」
「初代王の御意思に背いてはならん!」
「人は森を傷つける だから森の怒りを買う」
反対派の人たちが森に入らない方がいいとまくしたてます
ではどうあっても人間と森は相容れないというのですか・・・
わたしたちは互いに滅ぼしあう事しかできないと・・・
すると森で拾った「ロスレーシャの実」が淡く緑いろに光り輝ています
わたしの頭の中に声が聞こえてきました
「わたしの声が聞こえるかい わたしの名は ユグナス・S・アドゥリン」
「君の傍らにいるアシェラの兄だ」
「単刀直入に言おう 開拓を止めてはならない」
アシェラさんにユグナスさんの声が聞こえる事を話します
今のところわたしにしか声は聞こえていないみたいです
ユグナスさんはさらに言います
「わたしの呪いを解く必要はない・・・」
するとアシェラさんはリフキンの女王ロスレーシャの言葉を思い出します
王と話せと言っていましたが王とはリフキンの王ではなく
リフキン化してしまったユグナスさんの事ではないのか?と言います
さらにユグナスさんは話を続けます
ユグドラシルの力が衰えつつある・・・
大陸の大地の奥深く地下の遠方で異変が起こっている
その力がユグドラシルを蝕んでいるんだそうです
そして異変の原因を突き止めるように言われます
もしユグドラシルが闇の力に吞まれるようなことがあれば
ウルブカの地に生きる者たちすべてに災いが降りかかってしまうみたいです
この木の実を持っているとユグナスさんの声が聞こえると説明しますが
みんな信じてくれません・・・
試しに木の実を貸してみても他の人には聞こえないみたいです
アシェラさんも試してみたところアシェラさんには声が聞こえているみたいです
同じく呪いを解く必要は無いという声が聞こえているみたいですが
結局わたしとアシェラさんにしか聞こえないのでみんな信じてくれません
口裏を合わせたのではないかと疑われる始末です
それにユグナスさんが人の姿に戻ることに問題があるとは思えないと言われます
「それとも一生このままの姿を望むと・・・?」
いいえ・・・それは・・・アシェラさんがそう答えると
「けっこう では 遠征してる「彼女」を召喚します」
「それですべてが解決しますよ」
彼女と言うのはアンデッドを祓う力のあるエクソシストらしいです
その方が中の国から帰ってくるので後日またここで会う事になりました
ひとまずアドゥリンのお話はここまでになります
星唄ミッションの方も大変なことになってしまっているのでそっちに戻らないと
なしこ