くうはくの745

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【FF11】取り戻したもう片方の翼【204日目】

おかえり、リリゼットさん

今はプレイヤーがかなり強くなっているので一瞬で決着はつきました

 

「く・・・やるじゃねえか・・・さすがオレが見込んだ女だぜ」

 

ラジュリーズとポーシャは意識が無くしていますが、ラーゾスはまだかろうじて立っています

 

「・・・チッ、俺らが負けるたぁ、恐れ入ったぜ・・・こいつが女神の力ってやつかねェ・・・」

 

「いいぜ・・・嬢ちゃん・・・途中で盤を降りるのは心残りだが・・・お互い譲れねえ未来を賭けてるんだ せいぜい最後まで頑張りな・・・」

 

ラジュリーズとポーシャのふたりはどうなるの?と、ケット・シーが聞くと

 

「この人たちは・・・大丈夫だ・・・俺が敬愛する人たちだからな・・・」

 

「責任もって、無事に送り届けるさ」

 

じゃあな・・・

 

ラーゾスは瀕死のふたりを抱えて安全な場所に運びました

 

「貴方がたは・・・この大戦で、誰よりも志高く、勇敢だった・・・」

 

「どちらの未来の人間も・・・それは・・・よく知っているはず・・・」

 

「どうか、生きてください・・・おふたりは・・・どちらの未来にも必要な方だ・・・」

 

ラーゾス・・・さん、はどちらの未来でもラジュリーズさまを慕っていたみたいですね

 

そしてふたりの足元にそっと手紙を置きます

 

 

「それでは・・・一足お先に・・・失礼いたしやすぜ・・・」

 

そう言い残してラーゾスは消えてしまいました

 

冥護四衆を倒したので、わたしとケット・シーはグロウベルグに戻ります

 

しかし、リリゼットさんはまだ復活していません

 

ケット・シーは、もしかして手遅れだったというの・・・?と嘆きます

 

わたしが抱きしめると背中に羽根が現れ、卵のようなものはさらに輝きました

そして、高く昇っていって・・・

 

中からリリゼットさんが現れました

 

復活したリリゼットさんはとても眠そうです

 

「・・・リ・・・リリゼット・・・よかっ・・・た・・・よかったわ・・・」

 

ケット・シーはリリゼットさんを抱きしめて喜びます

 

「ん・・・お・・・はよ・・・ケット・シー・・・」

 

ケット・シーはわたしが世界中を回ってリリゼットさんの記憶を集めた事を話します

 

「アータたちは一蓮托生 アルタナさまの両翼だものねン どちらが欠けてもダメなのよン・・・」

 

「飛ぶことができなくなってしまう・・」

 

「そっか・・行くのね・・・?レディ・リリスのところに・・・」

 

するとケット・シーが言います

 

「ええ、決着をつけなければ。おそらく、最後の戦いになりますわ」

 

「でも、リリゼット、アータは一度バラバラになって消えてしまうところだった・・・」

 

「見た目は変わってないけれど、アータは今、まだ生まれたばかりなのよン?」

 

「もとの調子に戻るまでは、まだ休息が必要ですわ」

 

冥護四衆を倒され あちらも、もう後がない・・・

どんな手をつかってでも白き未来を消し去りに来るはずなのでしっかり準備しておくようにと言います

 

禍星、現るとき・・・

 

暁の神兵、降り立ちて・・・

 

冥夜の乙女、降り立ちて・・・

 

「見ていてちょうだい、アトモス 白と黒の盤の上に、こぼれ落ちた涙のゆく先のこと・・・」

 

後日リリゼットさんの様子を見に行くと、ケット・シーの姿はありませんでした

リリゼットさんの話ではロンフォールに行ったみたいです

 

「そういえば、わたしたちが出会ったのもロンフォールだったわね」

 

・・・

 

「ううん、なんでもないわ ケット・シーに用があるならロンフォールに行って見たら?」

 

リリゼットさんにはもう少し休んでいてもらって、わたしはロンフォールに向かいます

 

なしこ

 

 

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