くうはくの745

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動乱の幕末を駆け抜けた侍は阿見浜の希望の光になれたのか【ゆるく遊ぶ侍道4 その19 最終回】

2011年に発売されたゲームなのに今遊んでも面白い!まだ侍道5が出るのを待ってます

 

翌日大通りに行くと人だかりができていました

 

 

その中にはローラさんの姿もあります

 

「あれを見てください」

 

 

剣術大会の表彰式で使われた大釜の上に捕まった攘夷志士が吊るされています

 

「これから面白い見世物をご覧に入れましょう」

 

 

「罪人とは言え・・・なんてこった・・・」

 

 

罪人は煮えたぎる大釜の中へ・・・

 

 

思わず目を背けるローラさん

 

 

「おのれ・・・」

 

飛び出そうとする小暮さんを茂呂さんが止めます

 



「やめとけ 今飛び出しても犬死だぞ」

 

 

「絶景ですわねえ」

 

 

「もがき苦しむ表情がたまりませんわ」

 

 

「お楽しみってのは このことだったんだねえ」

 

大喜びの鬼怒川三姉妹

 

 

「公儀に逆らう大罪人の哀れな末路をとくと見ましたか」

 

そう言って高笑いする鬼怒川怨仙

 

 

「耐えられません・・・行きましょう」

 

ローラさんと一緒にその場を立ち去り英国領事館へ

 

 

「あのような残虐行為は人のすることではありません」

 

 

「御大老様に断固 抗議すべきです」

 

 

しかし茂呂さんは聞く耳があればあんなことはしないと言います

 

 

小暮さんはこうなったら永遠に黙らせるしかないと言うのですが・・・

 

 

ローラさんは

 

「私が御大老様の元へ行き 説き伏せて参ります」

 

と言って量時間を飛び出してしまいます

 

 

茂呂さんに心配だからついて行くように言われローラさんの後を追います

 

 

「相手はあの鬼怒川だ なにをしでかすかわからん」

 

 

代官所の門の手前でローラさんに追いつきます

 

「追いかけてきて下さったのですか?」

 

 

「一緒に行こう」

 

 

「やはり一人では心細くて・・・あなたが御一緒して下さるなら心強いです」

 

 

そのまま二人で鬼怒川怨仙の所へ向かいます

 

 

「これはこれは・・・ようこそおいで下さいました」

 

 

「御大老様に申し上げたいことがあって参りました」

 

 

公開処刑の件です」

 

 

「あのような残虐行為は今後 二度となさらないでください」

 

 

「お言葉ですな 私が処刑したのは攘夷志士・・・公儀に背く反逆者ですぞ」

 

 

「どんな罪人であれ この国の仕置に釜茹での刑があるとは聞いておりません」

 

 

「よくご存知で しかしながら 私は法を超えているのですよお嬢さん」

 

 

「あなたは残虐行為そのものを楽しんでいるように見えます」

 

 

「為政者として恥ずべきことだとは思いませんか?」

 

 

「何をおっしゃるかと思えば・・・」

 

 

「公使様の今のご発言は私への侮辱を通り越して 日本国への内政干渉ですよ」

 

 

「日本国への宣戦布告とみなし あなたを処刑します」

 

 

「あなたは人間じゃない」

 

 

「公使様を連行しなさい」

 

 

「直ちに公開処刑を行います」

 

 

つま斬り発動!

 

ローラさんを捕まえようとする魔燐組を次々と倒しますが・・・

 

 

鬼怒川怨仙が「動くなっ」と言います

 

魔燐組と戦っている間に鬼怒川怨仙はローラさんを人質に取っていました

 

「手が滑って 公使さまのか細いお首を傷つけてしまうかもしれませんよ」

 

 

ローラさんを人質に取られ抵抗することが出来なくなりそのまま取り押さえられてしまいます

 

「いい土産が出来ました 娘たちはさぞ喜ぶでしょうよ」

 

 

そのまま身ぐるみを剥がされ拷問塔に連れて行かれてしまいます

 

 

「いい玩具が手に入りましたわね」

 

 

「夜は長い うんと楽しませて貰うよ」

 

 

「それじゃ お姉様私からいかせて頂きますわ」

 

 

この後三姉妹の拷問を耐えるのですがぶっちゃけわたしは拷問は面白いと思わないので飛ばします

 

 

「お手上げですわ」

 

拷問塔で三姉妹の拷問に耐えている頃・・・

 

 

大通りではローラさんの公開処刑が行われようとしていました

 

 

「南蛮娘釜茹での図 いいですねえ 浮世絵にしたい」

 

 

「処刑しなさい」

 

魔燐組に命じてローラさんを下ろしていきます

 


「まだまだですよ そうそう ゆっくり下ろして下さい・・・」

 


「苦しむ顔を見たいのですから」

 

 

「ゆっくり じっくりとね」

 

 

「ああ 神様・・・」

 

その時・・・

 

 

我慢できなくなった琴吹さんが立ち上がります

 

「見てられん」

 


「やめやめ 処刑中止 今すぐ縄を解き 公使様を解放しろ」

 

 

「琴吹君 私に逆らう気か」

 

 

「琴吹をひっとらえよ 公使ともども釜に沈めてしまいなさい」

 

 

ローラさんを守る為に一人魔燐組と戦う琴吹さん

 

 

「どんどん来い 拙者の花道」

 

 

「武士の心意気で飾ってみせよう」

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

一方その頃

 


拷問塔では鬼怒川三姉妹との戦闘が始まっていました

 

「もうお遊びはお終いです」

 

 

「あなたには死んで頂きますわ」

 

 

「あたいらを怒らせた罰だ」

 


「泣き喚いて命乞いしても遅いですの」

 

 

丸腰での戦闘になるので高難易度ではかなりキツイ場面ですが

ノーマルで無手の流派を育てていればなんてことはありません

 

とりあえず誰か一人倒して刀をゲットしたい

 

 

しばらく戦っていると茂呂さんと小暮さんが駆けつけます

 

「おい 大丈夫か」

 

 

「でもなさそうだな・・・」

 

 

「助太刀いたす」

 

 

「俺もやるぜ」

 

(・・・あ・・・助太刀よりも・・・なんか武器くれませんか・・・?)

 

 

仕方が無いので無手のまま三姉妹の1人を倒します

 

「お父様 親不孝な娘を・・・お許しください・・・」

 

 

これで刀ゲット!

 

 

よくもやってくれたな!

 

 

この野郎!

 

 

「あともうちょっとだったのに・・・悔しい・・・」

 

 

更に刀ゲット!二刀流や!!

 

 

残りの1人も倒します

 

「これで最期なんて・・・あんまりですの・・・」

 

(なんか顔埋まっててごめん・・・)

 

 

「どうにか片付いたな」

 

一息ついてる二人に・・・

 



「遅い」

 

と不満を漏らします

 

 

すると二人はローラさんが危ないので急ごうと言います

 

そしてここでようやく・・・わたしの道具が・・・

 

(なんですぐ渡してくれないん・・・)

 

 


「丸腰じゃ戦えんだろ」

 

(いや・・・だから・・・なんでさっきはそう思わなかったん?)

 

 

一方その頃 大通りでは・・・琴吹さんの限界が近づいていました

 

 

「琴吹光も ここまでか」

 

 

「そうです 悪あがきもそこまでです」

 

 

「処刑を再開して下さい」

 

 

もう駄目だと思ったとの時・・・ローラさんが引き上げられ始めます

 


「何事だっ」

 

 

どうやら間に合ったみたいデス

 

 

ローラさんを助けるために舞台の上に駆け上がります

 

 

それに気づいた鬼怒川怨仙は持っていた刀を投げてロープを切ってしまおうとします

 

 

しかし

 

 

間一髪ローラさんの救出に成功!

 

 

「すごい・・・拙者のお株をすっかり奪われてしまった」

 

 

琴吹さんは魔燐組の隙を突いてこちらに合流

 

 

「よくも私の楽しみを」

 

 

「邪魔してくれましたね」

 

 

「やるぞ おっさん」

 

 

ローラさんを安全な場所に下ろして

 

 

わたしも・・・

 


みんなの元へ・・・

 

 

戦闘開始!!

 

 

激しい戦闘は夜通し続きます

 


・・・

 

・・・

 

・・・

 

 

(なんで安全な所に逃げなかったんや・・・!)

 

 

「皆さん お静かに 公使様のお命がどうなっても知りませんよ」

 

 

「勝負は最後までわかりませんね」

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

 

「そうとも 勝負は最後の最後までわからないものさ」

 

ジェイジェイの撃った銃弾が鬼怒川怨仙の腕に当たります

 

 

「よくもこの身を傷つけてくれましたね」

 


「待たせたな」

 

 

「死に損ないもおでましですか」

 

 

赤城さんと攘夷志士が小暮さんと合流します

 

 

この騒動に紛れて茂呂さんはローラさんを逃がします

 

 

「身のほど知らずめ・・・この私に挑もうというのか いいでしょう本当の恐怖を味わわせてあげますよ」

 

 

恐怖を味わうのはアンタだよ!

 

 

「なかなかやりますね」

 

次の瞬間・・・

 

 

表彰台の仕掛けを破壊

 

 

そのまま床が開いてしまいます

 

 

勝利を確信した鬼怒川怨仙は「馬鹿め」と言います

 

しかし・・・

 

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

 

「しぶとい奴ですね 落ちなさい 落ちなさい ほれほれ」

 

 

「侍の魂を無くしたか!」

 

 

「為政者は時として鬼になる」

 

 

「この難局にあっては常に鬼にならねばならないのです」

 

 

「そうしなければこの国は成り立って行かないのですよ」

 

気持ちよさそうに語っている鬼怒川怨仙の足を最後の力を振り絞って掴みます

 

 

「貴様」

 

 

そのまま体を入れ替え

 

 

舞台によじ登ります

 

 

鬼怒川怨仙は煮立った大釜の中に真っ逆さま

 

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

 

終わった・・・ついに鬼怒川怨仙を倒した・・・

 

 

「ついに終わったな」

 

 

「見事な戦いぶり 感動した」

 

 

「お侍さま 無事でよかった ありがとうございます」

 

 

皆がこれで終わったと思っていた・・・

 

しかし・・・

 

 

煮立ったお湯の中から這い出てくる鬼怒川怨仙・・・

 

 

「オォ・・・ジーザス・・・」

 

 

「化け物か」

 



・・・

 

 

「一度や二度殺したくらいでは死なないのですよ」

 

 

「鬼怒川 恐るべし」

 

 

「まだまだ驚くのは早い 我が命ある限り 真の支配者が誰か・・・」

 

 

「思い知らせてあげます」

 

鬼怒川怨仙の後ろから見慣れない姿の敵が現れます

 

 

「気を付けろ あいつら 虎の子の親衛隊だ」

 

 

ローラさんをそっと後ろに下がらせ・・・(もう捕まらないでね)

 

 

魔燐親衛隊を含む魔燐組と再び戦闘開始!

 

 

すると琴吹さんが「ここは引き受けた早く鬼怒川を追うんだ」と言います

 

 

大通りの戦闘は仲間たちに任せて港に向かって走ります

 

 

するとまたもや見たことのない姿の敵に囲まれます

 

「御大老様に逆らう者は生かしてはおけぬ」

 

 

「我ら暗闇脳天が相手だ」

 

(朱美が所属してる部隊か・・・鬼怒川は一体どんだけ隠してたんだ)

 

 

時間が無い!一気に片をつける!

 

つま斬り発動!

 

 

ぬおおおおお

 


おおおおお!

 

 

「無念・・・しくじったか・・・」

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

 

仲間たちが後を追ってきました

 

「鬼怒川はどうした 姿が見えない」

 

 

黒船から砲弾が飛んできます

 

(という事は・・・)


 

(黒船を操縦するこの鬼怒川はちょっとカワイイ・・・)

 

 

「しまった 黒船を奪われたぞ」

 

 

更に魔燐組が追ってきます

 

 

「しつこい奴らめ」

 

 

(鬼怒川怨仙は黒船に居る・・・しかしどうやって黒船まで行けば・・・)

 

 

(あそこからなら・・・)

 

 

「あいつ いったい何をやらかす気だ」

 


「わからんが 援護するんだ」

 

 

(ここだ!)

 

 

(この線を伝って・・・)

 

 

(このまま黒船に乗り込んで決着を付ける!)

 

 

しかし鬼怒川に気付かれてしまいます

 

 

「しつこい奴め・・・」

 

 

「貸せ!」

 

 

鬼怒川怨仙は大砲で撃ち落とそうとします

 

 

大砲直撃はマズい!そのまま黒船へ飛び込みます

 

 

鬼怒川に体ごと突っ込んだせいで大砲の向きが変わり・・・

 

 

砲弾は黒船に当たってしまいます

 

 

崩壊していく黒船・・・

 

 

いつの間にか夕方になっています

 

 

どうやら意識を失っているみたいデス

 

 

斬りかかってきた鬼怒川怨仙の気配に気づき 目を覚まして攻撃を避けます

 

 

「おのれ どこまで私の邪魔をすれば気が済むのやら・・・」

 

 

「だが その執念だけは認めよう 褒めてあげますよ」

 

 

「さぁ 来なさい」

 


(今度こそ最後の戦いか・・・)

 

 

これで終わりだ!死ね!!

 

 

「まだだ・・・まだまだ・・・倒れるわけには・・・」

 

 

「いかんのだ!」

 

体当たりでわたしがよろけている間に階段を駆け上がる鬼怒川怨仙

 

 

 

そして刀を投げつけ銃を構えます

 

「私の勝ちだ・・・」

 

 

「上は将軍を頂く」

 

 

「秩序と規律の体制を守ったのです」

 

 

「私の名は 永遠に残ることでしょう」

 


黒船の崩壊はまだ収まっておらず爆発が発生します

 

 

爆発の衝撃で鬼怒川怨仙がよろけた隙に

 

 

さっき投げてきた刀を引き抜き

 

 

鬼怒川怨仙に向かって投げます

 

 

投げた刀が胸を貫く

 

 

鬼怒川怨仙は胸に刺さった刀を引き抜こうとしますが

 

 

力尽きてそのまま転落していきました

 

 

今度こそ死んだ事を確認し黒船から去ろうとしますが・・・

 

 

わたしもまた黒船の爆発に巻き込まれてしまうのでした・・・

 

 

黒船はそのまま沈んでいきます

 

 

「お侍様が・・・」

 

 

「もとより覚悟の上だったか・・・」

 

 

「あいつこそ 武士の中の武士だ」


 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

 

「動乱の幕末を其々の旗を掲げて戦った者たちは ここに矛を納めた」

 

 

「お互いが理解し信頼することによって内乱の危機は去った・・・」

 

 

「その後 ローラは将軍に謁見し琴吹や茂呂をはじめとする仲間達の無実を認めさせた」

 

 

「信頼と権威を取り戻した幕府方は休む間もなく 庶民のために働き日本国中にあまねく安全と平和をもたらした」

 

 

「開国を促した外国は日本の貿易と産業の さらなる発展を促し」

 

 

「日本は近代国家へと急速な発展を遂げて行った」

 

 

「攘夷に命を賭けた若者たちは草の根に生きる道を選んだが日本人の誇りは常に持ち続けていた」

 

 

阿見浜の海に今日も朝日が昇る・・・」

 

 

「大海原に差す陽の光は あの無名の浪人のように自らが輝ける希望の光となって のちの世の人々を照らし続けるのだ」

 

 

「希望の光」

 

正義の力を結集し諸悪の根源である鬼怒川にとどめを刺した

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

 

(今度こそ 末永くお幸せに)

 

 

侍道

 

おしまい

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

侍道5も出て欲しいけど、初代から4までも現行機で遊べるリマスター版が出てくれると嬉しいな・・・なんて思ってみたり

 

なしこ




























 

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