
ヨシペタイの奥にあったのはコロポックルの里コンポタンでした

切り株の中にポンコタンがあるのですがアマテラスが入るには入り口が狭すぎる・・・そう話していると打ち出の小槌が姿を現します

どうやらアマテラスに恩返しをしようとしているらしいので体を小さくしてもらってポンコタンに入ります

イッスンは村に入りたくないらしいのでお留守番です

切り株の中のポンコタンを探索してアイテムなどを回収します

コロポックルたちと話をしようにもおしゃべりが得意なイッスンが居ないので会話が出来ません

しかしコロポックルにはアマテラスの本当の姿が見えるらしく「イッシャク爺さま」を訪ねて来た客人か?と察してくれ中に入る事を許されます

イッシャク爺は目が不自由になっているらしいのですが・・・

匂いでアマテラスに気付きます

「あの戦いで身を滅ぼし この世を去ったお主が まさかこうして再びワシの前に現れてくれようとは・・・!!」

「ワシの目はもう役に立たなくなってしまったが 感じる・・・感じるぞ!」

「お主の鳴き声がこみ上げる熱い涙で上ずっているのを感じるぞ!!」
・・・
・・・
・・・

(せやろか・・・?)

イッシャク爺は今、このポンコタンを治めるコロポックル一族の長になっているらしい

イッシャク爺はアマテラスから伝わってくる「神の威光」が随分衰えたと言います

「あの時十三に分かれたお主の力・・・まだ全てを取り戻してないのじゃろ?」

「それにワシらが手を組んで戦ったあの頃に比べて 神に対する人々の信仰心は随分と薄くなった」

「・・・じゃからお主の力が弱くなるのも無理のない事じゃが・・・あの頃の面影がそこまで無くなると寂しくなってくるわい」

「はっきり言うがアマ公・・・今のお主では「闇の者の脅威」に打ち勝つ事はまず無理じゃぞい」

「・・・聞くがお主 今一緒に旅をしている相棒なんぞは・・・おらんのか?」
どうやらイッシャク爺は誰かと一緒にいるのを密かに期待していたっぽい

「アマ公 お主も分かっていると思うが全盛の力を失った今のお主には「闇の國の君主」は倒せん だからこそ闇の到来を察知した我らコロポックル一族は・・・」

「伝説の神仰伝道師「天道太子」の推戴を進めていたのじゃ!」

「神仰伝道師とは・・・この世に神の威光を知らしめる伝道師の事じゃ!・・・神とて生きとし生けるものの信仰心が無くては立ち行かぬ だからこの世で唯一神と交信できる我らコロポックルの一族は・・・」
(ああ・・・今日も話が長そうだぞ・・・)

「神の威光を天下に伝えるため絵師としての修行を続けておる そして・・・その絵師の中でも優れた才能を持った者にのみ「天道太子」の称号が与えられるのじゃ!」
イッシャク爺も百年前「第六代 天道太子」としてアマテラスと旅をしていたらしい
しかしもう年老いてあの頃のような力はない・・・
そこで神仰伝道師たる自らの全てをこの村のコロポックルたちに教え込んだらしい

厳しい修行に耐え 今ではこの村の誰もが天道太子の名に相応しい絵の腕前を身に着けている・・・

なので 村の中を見て回り旅の相棒に相応しい七代目天道太子を選べと言います

アマテラスが選んだ七代目天道太子は必ずや神の活躍を見事な絵に収め 神の威光を天下に伝える事だろうと言います
「人々に信仰心が蘇れば お主は必ず全盛の力を取り戻す」
そうすれば闇の者の力など容易く打ち砕けると言います

(終盤に入って説明がかなり多い気がする・・・もう十分デス・・・)

イッシャク爺の家から出てポンコタンの中で話を聞いているとミヤビさんから外の世界から銛に迷い込んだ人間がいたと言う話を聞きます
その子は何かに取り付かれたようにフラフラと森の奥へ入って行って・・・

「幽門扉」の中に吸い込まれて行ったらしい
幽門扉というのは外の森をさらに奥に行くとある遺跡で・・・

「まったく別の時間や場所に旅する事が出来る不思議な扉なの」
しかし扉を開けると災いを呼ぶと言われているのでコロポックルも滅多に近づかないらしい

もう一度イッシャク爺に会いに行くと「幽門扉」の事を話してくれました

「あれは災いを呼ぶ 忌まわしの扉 あれを開ければ不吉なる妖気が噴き出してくるわ」
そんな扉を開けて得することはないと言います

幽門扉の扉はイッシャク爺の持っている宝刀「電刃丸」じゃないと開くことができないらしい

イッシャク爺は七代目天道太子探しはどうなったのか聞いてきますが
アマテラスが何か言いたげな事に気付きます

「言っておくが・・・ワシには孫などおらんぞい!! 辛い修行を投げ出した挙句 ワシの大切な美人画をかっぱらって村を飛び出して行った不届きな輩ならおったが・・・」
(イッスンのことか・・・)
「そんな不孝者とはとうに身内の縁を切っておるわ!」

一旦ポンコタンから出てイッスンと合流します
イッスンはアマテラスの表情を見るだけで何を言いたいか分かるらしく幽門扉にピリカさんがいる事を察しますが あんな面倒な所に案内はしないと言います

ポンコタンからミヤビさんが出てきます
ミヤビさんはイッスンに村のみんなやイッシャク爺の期待に応えてついに本物の天道太子になったんだね!と言います

しかしイッスンはそんなモンになったところで別に世の中が良くなるわけでもない 自分は面白おかしく生きるんだ と言います

ミヤビさんは言います
「私たちコロポックルが人間たちに神様の存在を信じさせてあげなきゃ 神様は永遠に力を失ったままなのよ!?」

イッスンはそれならお前たちがやればいい 自分は急ぎの仕事で「幽門扉」へ行かなきゃならないんだからなァ!と言います

「・・・だから辛気臭く 絵の練習なんかしてるヒマはないんだィ!」

そんな流れでイッスンが幽門扉まで案内してくれることになりました

(今回も制限時間アリなのでスクリーンショットはありません)

って事で幽門扉に到着

「幽門扉・・・いつ誰が作ったのか分からないけど・・・イッシャクのじじィも生まれる前の・・・神話の時代からここに建ってるって話さァ」

「この扉は無暗に開けたら災いを呼び込むって言われていて コロポックルの長の一族が代々扉の番人を務めて来たンだ」

「・・・まァどんな災いが噴き出して来るのか知らないけど ピリカの奴がこの向こうにいるって言うなら仕方ねェ 開かずの扉をこじ開けるとするかァ!」

(イッスンは長の一族なので開けられるっぽい)

これがバレたらイッシャクのじじィに大目玉を喰らってしまうと言うイッスン
「それにしても災いを呼ぶって言うワリにはキレイな光を放ってるぜェ」

本当にこの先へ行く覚悟はあるんだろうなァ?などと喋っていると・・・

「お前たち・・・中々面白そうな事をしてるじゃないか」
後ろからオキクルミが現れます

「災いをもたらすと言う忌まわしの扉「幽門扉」こいつが開いたところを見るのは俺も初めてだ」

イッスンがヨシペタイのこんな奥まで入って大丈夫なのか?と聞きます すると
「どうやらこの「聖剣クトネリシカ」が護ってくれているようだな」と言います

「そして俺がここまでやってきたのは まさにこのクトネシリカのためだ「クトネシリカが青鈍色に輝く時氷壁は砕かれ 天への道は拓かれん」その予言の通りクトネシリカが青鈍色の光を纏えば魔神どもの力を祓うなど容易い事」

「それどころか・・・ひょっとすると天を掴む事さえ出来るかも知れんな」

「とにかくこのクトネシリカが未だ光を宿さない所を見ると 俺はまだまだ・・・今まで以上に妖怪どもを斬り倒さねばならんらしい」

「・・・ならば災いを呼ぶと言う この幽門扉をくぐった先こそクトネシリカの切れ味を磨くのにあつらえ向きの世界だろう!」

イッスンはその先に何が待ってるのか分からないけどピリカさんがその扉の向こうに吸い込まれたらしい・・・きっと只事じゃない何かが待っているハズだと言います

しかしオキクルミは聖剣クトネシリカのためにそう願いたいと言って扉の中に入っていきます

ここに残ると言いかけたイッスンを連れてアマテラスも扉の中に飛び込みます

「おやァ?・・・この場所は・・・」

「もしかして・・・神木村かァ?」

「神木村と言えば確かヤマタノオロチ伝説発祥の地と聞く・・・カムイから海を渡ってナカツクニへ来たのは初めてだが これが神木村とは・・・やはりクトネシリカの導きに違いない!」
オキクルミはこの地の妖怪どもで剣の切れ味を試すと言ってどこかに行ってしまいました

イッスンは神木村にしては随分雰囲気が変わった気がすると言います

空を見上げるとこの前過ぎたばかりの満月の夜がもう来ています

サクヤさんのご神木があった場所には小さな芽がポツンと生えていました

そしてその近くには「シャクヤ」ちゃんという女の子の姿が・・・
「わたちはこの苗木の精霊シャクヤって言いましゅ」

イッスンはシャクヤちゃんにサクヤさんのご神木は何処へ行ってしまったのか聞いてみますが・・・
「だから・・・シャクヤなら私でしゅよ?」

「ねぇ神しゃま わたちを探してたんでしゅか?」
シャクヤちゃんにはアマテラスの本当の姿が見えているらしい

ミカン爺のっぽいお爺さんもいるのですが・・・ミカン爺ではないっぽい
あの小さなご神木はこのお爺さんたちが平和を祈って育てている希望の苗木らしい

村人たちからはヤマタノオロチの使いの白野威だと思われているみたいデス

「さぁて・・・今夜は十五夜の満月の夜 ついに悲しい日が巡って来たよ・・・今年は・・・あのかわいいイザナミがオロチに召し取られる番かねぇ」

(イザナミ?)


「ついに現れたか妖怪「白野威」め!!」

イッスンがいつの時代の話をしてんだィ?と言うとイザナギは・・・
「いつの時代?・・・訳の分からぬ事を言う出ないわ 見ろあの満月を!」

「今夜は年に一度の・・・十五夜の満月が上る夜・・・ヤマタノオロチが生贄を召し取ろうという日ではないか!」

「ちょ・・・ちょっと待てよォ 何だこりゃ!?こいつは間違いなくヤマタノオロチの妖気じゃねェか!!」

するとイザナギは今更とぼけても遅いと言います
「毎年オロチの生贄の品定めに現れる白き妖怪 白野威・・・」

「今年こそこのイザナギさまが 貴様の息の根を止めてくれるわ!!」


「そんな・・・バカな・・・!」

「オイラたちが百年前の神木村に来ちまってるなんて事がよォ!!」

仕方がないのでイザナギと戦闘開始!

そして勝利
「あ~あ お前手加減ナシに伸しちまって・・・それはそうと・・・こいつ確かに イザナギって名乗ったよなァ?」

「確かにスサノオのおっさんに似てる イヤ 神木村のイザナギ像にそっくりだぜェ!」

「この神木村の雰囲気 村人たちの様子・・・」

「そしてあの十五夜の満月!・・・間違いねェ ここはやっぱり百年前の神木村なンだ!!」

「そうか・・・伝説のオオカミ白野威は 村祭りの日が近付くと生贄の品定めに村へやって来るオロチの使い魔だって信じられていたんだっけェ!」

「・・・だから お前 白野威だと誤解されてこいつに闘いを挑まれたのかィ」
いや 待てよォ?

「それなら本物の白野威がどこかにいるはずじゃねぇのかァ?」
それとも自分たちがここに来てしまったから歴史が変わってしまったのか?頭がこんがらがるイッスン
するとイザナギの家の前に村人が集まってきました・・・


「村に白野威が入り込んで 今年も生贄の品定めをし始めたんじゃ!」

「今宵は十五夜の満月があのように輝き 今にも恐ろしいヤマタノオロチが・・・・」
(ミカン爺ではなくハッサク爺なのね)
すると空に・・・





骨鏃の破天矢が現れイザナミさんの家に突き刺さります
「・・・生贄となる娘はこれで百人目!またもこの村は悲劇に見舞われると言うのか・・・!?」

「イザナギ 私 信じてるから! あなたがオロチ退治のために鍛錬し続けたその腕を 私 信じてるから!」

「オロチの元へ・・・十六夜の祠へ行くのなんて怖くないわ・・・だってあなたが忌まわしいオロチ伝説に終止符を打つんだもの!」

イザナミさんは生贄の白装束に着替えて来るからみんなは家の中に隠れていてと言います

言い伝えだとイザナギが生贄の身がわりになってオロチ退治に乗り込んだことになっているのですがイザナギはさっきアマテラスと戦って気絶しています
このままでは歴史が変わってしまうので 言い伝え通りになるように何とかすることに

まずは身を清めているイザナミさんの「生贄の白装束」と「八塩折之酒」をこっそり盗みます

その白装束をイザナギに着せて身代わりの生贄の完成

とりあえず気絶したままのイザナギを背中に乗せてオロチの根城十六夜の祠に乗り込むことになりました

長くなったので今日はここで終わります!
なしこ