くうはくの745

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【FF11】本当の歴史と未来を奪い合う理由【198日目】

ラジュリーズさまとポーシャさんの後を追ってふたたびズヴァール城へ

「うれしいわ ・・・また、こうやって3人で一緒にお話しできるなんて」

 

「昔はよく、一緒におしゃべりしたり、戦い方を教えてもらったりしたものね・・・」

 

「・・・ねぇ、今でも昨日のことのように覚えているわ、わたくしが十五になった時の事・・・」

 

「わたくしがふたりに変わってヴァナ・ディールの指導者として立った時の事・・・」

 

「その志を忘れないよう、怒りが風化しないよう、おかあさまから譲り受けたこの髪飾り・・・大事にとっているのよ」

 

二人はレディー・リリスの話が何の事なのかわかっていません

ラジュリーズさまはお前の昔話に付き合ってる暇は無いと言い本題に入ります

 

「お前は、知っているのか?あの凄まじい気配の正体を・・・?」

 

ラジュリーズさんがオレにはもう後が無いと言うと

ポーシャさんもわたしたちに力を・・・とお願いします

 

レディー・リリスがつぶやきます

 

禍神、現るとき 冥夜の乙女、降り立ちて・・・血塗られしその翼もて 宙司る女神とならん」

 

するとポーシャさんは巷にある言は少し違う・・・と言います

 

「禍星、現るとき 暁の神兵、降り立ちて 女神の授けし翼もて 常闇照らす光とならん・・・」

 

それを聞いたレディー・リリスはいい機会だから全て話してやろうと言います

 

ふたつの未来と それぞれの、神兵たちの話を・・・

 

 

「ふたりを返して!」

 

レディー・リリスは久しぶりの水入らずの邪魔をするなと言いますが・・・

 

「今、ちょうど聞かせていたところ・・・本当の黒い未来とお前たちの、まやかしの白い未来の話を・・・」

 

やはり何も知らないのだな、ならばお前たちも聞いていけと言います

 

レディー・リリスはリリゼットさんにお前の未来ではこの大戦がどうやって終わるのか教えてみろと言います

 

へちゃむくれと言われて怒りながらリリゼットさんは話します

 

「・・・え、えっと、ジュノ攻防戦で勢いづいた連合軍をザルカバード会戦で、ラジュリーズさまが率いて包囲戦を・・・」

 

「そして五種族の英雄が闇の王を打ち破って・・・」

 

それを聞いたレディー・リリスは子供でも、もう少しマシな作り話をするぞと笑います

 

「そんな都合の良い話があるわけない お前たちでは、闇の王に勝てないよ」

 

「大戦には負ける、既に今しがた身をもってそれを痛感したものがここにいる」

 

「お前たちの未来・・・お前たちのヴァナ・ディールは、アルタナが願ってそこなネコがでっち上げた・・・ただの、、幻だ」

 

リリゼットさんはケット・シーにどういうことなの・・・?と聞きます

 

するとケット・シーは・・・いつか、言わなきゃとおもっていたの・・・と言います

 

「アタクシから、きちんとお話するわ・・・」

 

 

・・・本当の歴史はこうよン 863年・・・

 

連合軍はズヴァール城を包囲しますが圧倒的な力の差で返り討ちに遭います

そして闇の王に完膚なきまでに叩きのめされてしましました

 

「そう、まるで今の状況ねン・・・」

 

それからヴァナ・ディールは徐々に闇の王の手に落ちていきます

 

「・・・しばらくは、暗黒の時代が続き 数少ない人間の生き残りは血盟軍の脅威に怯えて暮らした・・・」

 

「しかし、その後・・・焦土と化した世界で、諦めず着々と力を貯えた者がいた」

 

「雪辱と無念を晴らすべく 再び、戦う事を選んだ者たち・・・」

 

「それが、わたくしたちだ」

 

 

「でもっ!でもっ!!その手段は、とても人として許されるものではなかったっ!」

 

「彼女らは黒き神と契約し闇の王と同等の力を得たのですわっ・・・!」

 

「・・・そう、わたくしたちは、この身を、不死の身体に変えた 終わらない大戦を戦い続けるためにな」

 

 

「お久しぶりでございます・・・ラジュリーズどの」

 

ラジュリーズさまは冥護四衆の一人がラーゾスさんであることに気付きます

 

・・・アルタナさまは、その修羅界と化したヴァナ・ディールを見て

変わり果てた人の子の姿を見て嘆きます

 

そして世界を、人の子を、あるべき姿に戻そうと願いました

 

9人のケット・シーは眠っていた時を司る番人、アトモスを覚醒させそれぞれ過去へ飛び

アルタナさまの願った「大戦に勝った」ヴァナ・ディールの可能性をこしらえます

 

神兵の力を借りて歴史を徐々に修正して、より白き未来を強固なものにしていきます

 

そしてアトモスが「要らなくなった」リリスたちの未来を食べてすべて終了するはずだった・・・

 

でも・・・

 

それを知ったリリスたちは、後から追ってきて再び歴史を修正しようとしました

 

結果ひとつの未来を奪いあう・・・

アトモスに未来を喰わせあう形になってしまった・・・

 

レディー・リリスは言います

 

「・・・つくづく、ふざけた話だ」

 

「分かっただろう?どちらが、正しい?どちらが正義だ?」

 

わたくしたちがいた未来こそ真の、ヴァナ・ディール

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

わたしは頭が悪いからわかってないだけかもしれないけど

リリスは何にも悪い事はしてない気がする・・・

 

未来で不死の身体を手に入れてまで闇の王と戦い続けてるのに

過去を勝手に作り替えられて消されそうになるって

そりゃ勘弁してくれよってなりますよね・・・

 

なんか・・・アルタナ様っていつも余計な事してない?

 

なしこ

 

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