くうはくの745

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ローラさんと侍の物語 脳裏に蘇るいくつもの悲劇とふたつの結末【ゆるく遊ぶ侍道4 その15】

黒船は英国に帰っていきました・・・今日は二つの物語の結末デス

 

ジェイジェイは般若党に殺害されてしまいました

 

 

「伯爵は色々と問題はありましたが・・・」

 

 

「根は悪い人ではありませんでした」

 

 

「どうして・・・どうしてこんなことに・・・」

 

 

「私達は・・・日本と英国の友好のためにはるばる海を越えて来たのです・・・」

 

 

「この国の発展のために 少しでもお役に立てればと・・・」

 

 

「でも その思いは・・・届かなかったのです・・・ね・・・」

 

 

侍は伯爵の仇をとろうと言います

 

 

「それは私も伯爵の無念を思うと・・・でも報復は報復しか生みません」

 

 

「この手紙を般若党の赤城烈斗という男に届けてください」

 

 

「会談に応じるなら中央広場にて待つと・・・」

 

 

封鎖された洞窟の見張りをしていた攘夷志士に手紙を渡します

 

 

手紙を渡したことをローラさんに報告・・・

 

 

「では 参りましょうか」

 

 

「私は誠心誠意お話します」

 

 

「でも どうしても相手が聞き入れて下さらない場合は・・・」

 

 

「その時は・・・お願いします」

 

 

「あなたが・・・赤城烈斗さん?」

 

 

「手紙・・・読んで頂けましたか?」

 

 

「私は友人だった伯爵の死に心を痛めています」

 

 

「ただ外国人と言う理由で罪もない人達を殺さないで下さい」

 

 

「私達も同じ人間なのです」

 

 

「話し合えばきっと判るはずです・・・」

 

 

「話す必要は無い」

 

 

「お前達がこの国に来なければいいだけのこと」

 

 

(だめだ・・・話しにならない・・・)

 

 

(少しは人の話を聞けよこの野郎!!)

 

 

(小暮さんも・・・なんで人の話を聞こうとしないんだよ!)

 

 

般若党は慌てて大砲を用意しますが・・・

 

 

小暮さんはすでに死亡

 

 

(こうなったらもう・・・赤城さんも倒すしかない・・・人の話くらい聞けよ・・・・)

 

 

「まだ・・・終わらん・・・志士の魂は不滅・・・」

 

(結局いつも死ぬんじゃないか・・・)

 

 

大通りの戦いで攘夷志士は壊滅

 

 

「また多くの血が流れてしまいました」

 

 

「英国人も日本人も同じ人間です 共に手厚く葬ってあげましょう」

 

 

戦いが終わった後ヤツが現れます

 

 

鬼怒川怨仙

 

 

鬼怒川怨仙は赤城さん達の死体を見てニヤリと笑い・・・こう言います

 

 

「これで静かになります」

 

 

「皆さんのお蔭です 礼を言いますよ」

 

 

「御大老様が なぜ ここに」

 

 

「外国人が襲われたらすべて攘夷の仕業と思う とんだ早とちりでしたね」

 

 

「魔鱗組に 伯爵を襲わせたのですね」

 

 

「目的の為に手段は選びません」

 

 

「あなたと言う人は・・・どれだけ血を流せばすむのですか」

 

 

「生憎 私はその血を見るのが大好きなのです」

 

 

「可愛いお嬢さんが流す血も」

 

 

「そうですともお嬢さん」

 

 

「あなたはここで起こった紛争に巻き込まれ」

 

 

「死んだことになるんですねえ」

 

 

「伯爵と同じように お気の毒に・・・」

 

 

「さようなら お嬢さん・・・あの世で伯爵が待っていますよ」

 

 

そう言い残して鬼怒川怨仙は立ち去り、魔鱗組がローラさんに襲い掛かります

 

 

侍は魔鱗組からローラさんを守るために戦い

 

 

隙を見て逃げ出し 英国領事館に向かいます

 

 

大老のたくらみと知らなかったとは言え 余りにも多くの血が流れました」

 

 

「こうなったのも私が未熟だからです」

 

 

「日本のためにと呼んだ商人たちも 伯爵が殺されてから一斉に帰り支度を始めました」

 

 

「そして先ほど 私にも帰還命令が下されました・・・」

 

 

「私は・・・イギリスに帰らねばなりません」

 

 

「何のお役にも立てず この地を去ることを どうかお許し下さい」

 

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

 

「でも その前に一つだけお願いが・・・」

 

 

「どうかこれからも・・・」

 

 

「私の傍にいて下さいませんか」

 

 

(それも・・・いいか・・・ 少なくともこの二人は幸せになれる)

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

 

「私もこの船に初めて乗った時は 見るものすべてが珍しかった・・・」

 

 

「生まれて初めて遠い異国の地を訪れるという期待で 胸をときめかせていたものでした」

 

 

「でも 今は・・・」

 

 

「辛いことが 余りにも多すぎました」

 

 

「でも・・・この国に来て良かったと思います」

 

 

「だって あなたに出会えたから・・・」

 

 

「本当はあなたとずっとこの国にいたかったけど それが無理な今 私にできることは」

 



「この美しい景色とともに あなたとの思い出をこの胸に刻んでおくこと・・・」

 

 

「ローラ・・・」

 

 

「必ず戻って来ましょうね」

 

 

「いつの日か・・・きっと・・・」

 

 

「歴史において 西洋と東洋の出会いは 常に不幸だった」

 

 

「だが ローラは素晴らしい東洋と出会い」

 


「侍もまた 素晴らしい西洋と出会った」

 

 

「ローラは信じていた 東洋で咲いた愛は 西洋で育まれ 二つの世界を結ぶ果実を実らせる」

 

 

「いつの日か その果実を携え 二人でこの国に戻って来るのだ」

 

 

「海外雄飛」

 

ローラとともに英国へ向かった

 

 

侍道4 完

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

 

赤城さん・・・

 

 

小暮さん・・・

 

 

攘夷志士・・・

 

 

琴吹さん・・・

 

 

茂呂さん・・・

 

 

ジェイジェイ・・・

 

 

鬼怒川・・・

 

 

鬼怒川・・・!

 

 

 

ああ・・・ダメだ・・・鬼怒川怨仙を倒さない限り・・・どの並行世界でも悲しい結末が待っている

 

あの鬼を完全に消し去らなければならないんだ

 

 

・・・

 

 

(ローラさん・・・ごめん・・・もうちょっとだけ侍の肉体をわたしに貸して・・・)

 

 

(あの時・・・こう答えるんだ・・・)

 

 

「許せ 為すべき大義が残っている・・・」

 

 

(ごめん・・・)

 

 

「え まさか」

 

 

黒船から海に飛び込み泳いで阿弥浜に向かう侍

 

「信じられない・・・」

 

 

「私とイギリスへ行くと約束したではありませんか」

 

 

「ああ 船が出る」

 

 

「お願い・・・戻って来て・・・どうか・・・どうか・・・」

 

 

「やっぱりあなたは 侍だったのですね」

 

 

そのまま代官所に向かう侍

 

「何用だ?」

 

 

「御大老の御命 頂戴仕る」

 

 

「狼藉者だ 出合え 出合え」

 

 

邪魔するな!どけ!!

 

 

集まってきた役人たちを一瞬にして倒します

 

 

「出たな悪党!」

 

 

「邪魔をするなら殺す!!」

 

 

琴吹さんを倒すと奥座敷への扉が開きます

 

そこにいたのは鬼怒川三姉妹

 

 

「これはこれは・・・随分とまあ 威勢の良いお客様ですこと・・・」

 

 

「あたいたちに何か用かい?」

 

 

「お姉さま この方 お父様に御用があっていらしたんじゃありませんこと」

 

 

「生憎 お父様は江戸に行ってお留守ですの」

 

 

鬼怒川怨仙がいなかったので立ち去ろうとする侍を三姉妹が呼び止めます

 

「お待ちになって!」

 

 

「あなた・・・お父様を殺しにいらしたのでしょう? 隠さなくてもよろしくてよ」

 

 

「あたいら そういうイキのいい男は大歓迎さ!」

 

 

「ちょうど閑を持て余しておりましたの 生け捕りにして たっぷりと可愛がって差し上げますわ」

 

 

「私達があなたのお相手をしますわ!」

 

 

(あんまり調子に乗るなよ 親ガチャ当たっただけの小娘が!!)

 

 

「なにやら意識が遠のいて行きますわ・・・それでは皆様・・・ごきげんよう

 

 

「その顔に 爪を立ててやりたかった・・・よ・・・」

 

 

「もっともっと拷問したかったのに・・・鞭を鞭を・・・もっと鞭を・・・」

 

 

侍は三姉妹を倒し代官所を後にします

 

 

「侍は鬼怒川を追いかけ江戸へ向かった 果たして目的を遂げることが出来たのか・・・それとも無駄に命を散らしてしまったのか・・・」

 

 

「侍のその後は誰も知らない」

 

 

「しかし これだけは確かに言える」

 

 

「その時代の若者の多くがそうであったように 侍もまた国を憂い」

 

 

「この国を良くするために あえて苦難の道を選んだのだ」

 

 

「侍一直線」

 

ローラの想いは叶わずに鬼怒川のもとへ向かった

 

これで外国ルートはおしまいデス

 

(メリンダさんはあんまり出番無かったんだな・・・)

 

なしこ

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