君は光の神となり闇の神となった我は「暗闇の雲」に囚われた・・・
「暗闇の雲」という名の無なる存在は光でも闇でも倒せないものらしいです
「我等は分かたれても意味がなかったのだ」
闇の神になった無の使者は言います
「さあ 我らの世界に戻ろう そして一つに戻してもらおう」
「女神アルタナと共に君を待っている」
元の世界に戻ったわたしはケット・シーに見てきたことを話します
わたしが光の神になっても意味が無い事
「暗闇の雲」は光の神でも闇の神でも倒すことができず
為す術なく暗闇の雲に包まれて誰も居ないヴァナ・ディールなってしまう事
だから闇の神になった方のわたしはその決断を止めようとしていた事・・・
「それでアータはこれからどうするのン?」
わたしはアルタナ様が居るところに行かなければいけないと言います
ケット・シーはアルタナ様の居る場所は知っているけどたどり着けないと言います
クリスタルと一体となった今のセルテウスならアルタナ様に会えるかもしれない!
わたしはセルテウスに会いに行く事にします
セルテウスはクリスタルを通してずっと見ていてくれました
未来のわたしが何らかの方法で自らの闇を分離することに成功し
光の神となっても暗闇の雲を消し去る事はできず侵攻を止める事しか出来なかった
残されたイロハちゃんはひとりで世界の終わりを見つめるしかできない・・・
「そんな未来だったのだね」
目を覚ましたイロハちゃんが言います
「今思えば私めを過去へ誘ったあの声は師匠のものだったやもしれませぬな」
「「決断を変えねばならない」と光の神になった師匠はどこかへと旅立ち・・・」
「後に 私めに気づき・・・」
「クリスタルの力をすべて使って過去へ飛ばしてくださったのでしょう」
とにかくわたしはアルタナ様に会わなければいけません
クリスタルとなった自分なら出来るかもしれない・・・
やるだけやってみようとセルテウスは言ってくれましたが
この島の地脈が乱れていてクリスタルの力にも乱れた生じているみたいです
地脈の乱れを正し本来あるべき力を取り戻すことができれば
セルテウスのクリスタルは輝きを取り戻すことができる
ちょうど醴泉島に来ていたアルドさんギルガメッシュさんと協力して
地脈を乱している魔物達を倒しました
島の地脈が元に戻りセルテウスのクリスタルは輝きを取り戻します
「そう、今、アルタナの女神のもとへと 君を送ることができるようになったのだ」
「向こうには闇の神も待っている 未来における君の半身と言うべきだろうか」
「そう、すべては君たちに託されている 私からはこれを渡しておこう」
セルテウスから「次元の傷跡」を託されます
それはセルテウスから示してもらった女神アルタナが居る次元へと遡るための道筋
準備はいいか?
ついにわたしは女神アルタナ様と闇の神が待つ所に行く事になります
なしこ