くうはくの745

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【FF11】がんばれ!若き指導者、アシェラ・V・アドゥリン【232日目】

がんばれ!アシェラさん!

ようやくいろいろな事が丸く収まったところで、イルドベールさんが言います

 

「アシェラ殿 アドゥリン家・・・いや、貴女には我々十一名家をひとつに取りまとめていただきたいのだ」

 

「そう、初代王が掲げた あのアドゥリン旗の剣のように、再び・・・」

 

「お願いできないだろうか」

 

 

やはり自分たちの過ちを許しててはくれないか・・・

とイルドベールさんが言うと、アシェラさんはそうでは無いのだと言います

 

「・・・いいえ、いいえ 許すとか、許されないとか、そうじゃありません」

 

「わたしのほうがあれだけひどいことを言ったのに・・・そんなことを、言われるだなんて・・・全然、思ってもなくて・・・」

 

「わたしのほうこそみんなに謝らないとって、思ってて・・・」

 

「そんな・・・こと無いよ」

 

わたしたちこそ、支えになって上げられなくてごめん・・・とイキさんは言います

 

「いいえ、いいえ・・・そんなこと・・・」

 

「わたし、こんな・・・こんなに嬉しいことなんて、ない、です・・・」

 

「ありがとうございます」

 

「生意気な娘で、ごめんなさい・・・!」

 

アシェラさんの方もちゃんとごめんなさいができました

 

そして、申し出はとてもうれしいけど、アドゥリン家にはユグナスさんがいるので、その願いには応えられないと、さらに謝ります

 

すると、扉の向こうから声が聞こえます

 

???「ならば、私が家督をおまえに譲るといえばいいということかな」

 

そこには人間の姿に戻ったユグナスさんがいました

 

ユグナスさんはアシェラさんの活躍をずっと見ていたと言います

 

「十二家の騒動から孤立し、尚も前へ進む、あの姿こそ、国を導く者・・・」

 

「そう、王たる者の資質そのものだ」

 

 

「わたしは、そう確信した」

 

「オーダーサインは継承者の証であり、わたしはそれを拒否し開拓の道を選らんだ」

 

「本来であれば宝物庫で誇りをかぶっていてもおかしくなかったあの剣を、おまえは気に入り、その手に収めた」

 

「・・・思えば、そのときからもう本来は決まっていたのかもしれないな」

 

「さきほどの話だが・・・イルドベール殿に頼んだのは、わたしなんだよ、アシェラ」

 

「おまえはこの場にいる誰よりも国の事を考え・・・そして行動で示したのだ」

 

「おまえが体験しその目で見た世界のことは、話したところで多くの者は理解できまい・・・」

 

「だがな、そうした広き世をみた、おまえだからこそ導ける新たな未来というものがある」

 

「私からも願おう この国、アドゥリンをよりよき未来へ、おまえの手で導いてくれ」

 

ユグナスさんの言葉でアシェラさんは覚悟を決めたみたいです

 

「はい・・・喜んで!こんな・・・こんな、わたしでよければ、是非」

 

「ですが、わたし一人ではありません どうか、皆さんのお力をこのわたしにお貸しください」

 

「よろしくお願いします!」

 

「早速だが、宣言をお願いできますかな」

 

こうなるとは思っていなかったので、何も考えてなかったアシェラさんは戸惑います

するとユグナスさんが言います

 

「アシェラ・・・おまえの思う、おまえだけの言葉をここにりう皆が求めている」

 

「形式にこだわる必要はない、おまえが思い願う国の形をそのまま言葉にすればいい」

 

 

アシェラさんは自分の思いをしっかりと皆に伝えます

 

 

そして・・・

 

「どうかそのために皆さんのお力を、わたしにお貸しください」

 

「この剣の輝きとーーー初代王オーグストの掲げた旗の下にーーー」

 

「揺ぎなき結束をここに誓いましょう」

 

 

「神聖アドゥリン都市同盟の新たな黎明を、ここにいる皆さんとともに築き上げる事を・・・」

 

「アシェラ・V・アドゥリンがここに宣言します!」

 

モリマーさんが小声でわたしに話しかけてきます

 

(へっ、収まるとこにしっかり収まったみてぇじゃねぇか)

 

(いつの間にか立派になってよ、嬉しいもんだね)

 

(もう大丈夫だ、この国は安泰よ)

 

イングリッドさんはなぜモリマーさんにこんなに冷たいのか・・・

 

この場から去れみたいなしぐさをされていました・・・自分が連れてきたのに・・・

 

(わしらの役目もこれで終わりだな さ、退散といこうや・・・)

 

え・・・わたしも?

 

仕方が無いので一緒に帰る事にしました・・・

 

新規キャラで1から通して遊んだのは2回目だったけど、やっぱり面白かったな

 

これで・・・ストーリーミッションも終わりか・・・なんて思っていると

 

 

「やっとみつけた!」

 

 

「ひどいです!気が付いたらモリマーさんとふたりしてこっそりいなくなってるんですもの!」

 

苦情はイングリッドさんにおねがいします・・・

 

 

「誤魔化してもダメです 一緒だって言ったのに・・・わたしを置いて・・・いっちゃう、なんて・・・」

 

「リファーリアでも・・・ベッドでも約束したのに・・・」

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

「なーんて、嘘です いなくなったのは、もちろん悲しかったけど、あなたの思い、きちんと伝わってますから」

 

バラモアに体を乗っ取られていた分、他の皆よりも時間は掛かったけどフレミラさんの意識も無事に戻ったみたいです

 

どうやら精霊と気が合うみたいで、和解した後はとても仲良くしているみたいです

 

フレミラさんと一緒にいるリフキンはユグナスさんです

 

初代王の呪いが解けて元に戻ることができましたが、自分の意志でリフキンの姿にもなれるようになったみたいです

 

人の姿でいるよりも楽なんだとか・・・

 

アシェラさんとしてもちょっぴり複雑な気持ちみたいです

 

最近アシェラさんは国政で忙しくてあっという間に時間が過ぎてしまうみたいです

 

今はウソみたいに平和な日々が続いてるけど、わたしと会ったり話したりできないのはちょっと寂しく感じているそうです

 

「風のたとえを話しましたよね?」

 

「閉じ込めた風は淀んでいくばかり、風は、広い世界を吹いてこそ、風なんだと思う」

 

「このアドゥリンに吹いた、変化という名の風を、もっと多くの・・・」

 

「そう、立ち止まっているひとたちの、その背中を優しく押してあげてほしいんです」

 

「だから、わたしはあなたにずっと残ってほしいとは言いません」

 

「でも、時々でいいからアドゥリンの、いえ、わたしたちの手助けをしてくださいませんか」

 

「それが、わたしの望み・・・」

 

 

すると、突然アシェラさんが何かを思い出します

 

「あっ、忘れるところだった! わたしに何か返す物がありませんか?」

 

そう言えば、イングリッドさんに襲われたときに髪飾りを落としていたのを拾っていましたね

 

「・・・よかった~これお気に入りなんです カミールで気が付いたときなくなってて結構ショックだったんですよ・・・」

 

この髪飾りはお母さんの形見だったみたいです

 

 

「よかった、大事に持っていてくれて・・・」

 

「よぉし!」

 

よぉし???

 




「国を背負ってるからって 公務の書類手続きばかりやってられませんよ♪」

 

「わたしはわたしらしく、森と接しながら、国と民を導きたいんです!」

 

髪を纏め、スカートを脱ぎ捨ててアシェラさんは走って行ってしまいました

 

 

「・・・って、あれ?姫さま?アシェラさまぁー!?」

 

 

「ここよー、フレミラー!」

 

「あなたには悪いけれど、今日はちょっと奥までいってみるつもりなのー!」

 

アシェラさんはダラクァルンに乗ってそのまま森の奥へ行ってしまいました

 

がんばれ!アシェラさん!

 

 

とある伝記には、こう記されているー

 

遥かな未来・・・

 

同盟国家だったその国はひとりの女王を中心として纏まることとなり

 

大きく発展し世界にその名を残すことになるだろう

 

そこに至るまでにはまだたくさんの日々が必要だったが・・・

 

腰に宝剣を下げた若き王女の傍らには

 

精霊のように小さな樹人と金色に光り輝く巨大な虎がいつも付きしたがっていたという・・・

 

 

アドゥリンの魔境 

 

おしまい

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

大事な場面でのセリフとか変に書き方を変えて台無しになるのが嫌だったので

ついつい丸写しが多くなってしまいました・・・

 

わたしの日記では端折ってる部分もあるのでわかりにくいかもしれませんが

アドゥリンの魔境のストーリーも面白かったデス!

 

なしこ

 

 

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