人が滅びるその日までノナさんのそばにいようと思いました
彫金台で結婚指輪を作ります
そしてその指輪をノナさんにプレゼント
「私にですか？」
「・・・あなたが倒れている所を見つけ、この竜で暮らすようになって何日立ったでしょう」
「長くも短くも感じるこの期間に人は、愛を見出すことが可能なのでしょうか」
「私はまだ確信を持てません」
「それでもよければ、私はあなたと一緒にいたいと思います」
「これからよろしくお願いします」
そんな感じでノナさんと結婚
宿題「身を固めよう！」を達成して「結婚！」のトロフィーもゲット
無事に結婚できたので再び作業を再開します
そしてついにすべての竜域分の環境を維持するための部屋が完成
環境維持装置を作るための素材が足りなかったのでサクッと巨獣を倒して
巨獣のかけらをゲット
これですべての部屋に環境維持装置をセットすることが出来ました
「なにもなしこさん」
「私たちも一般的な家庭の順序というものを踏むべきだと思われます」
「そうすると次にすることは一つ」
「子供を作る事です どうでしょう 私たちの子供を作ってみませんか？」
「私は作りたいと思っています」
突然ノナさんから子供を作らないかという提案が・・・
（そんな急に言われても・・・）
「台座に手を当ててください」
（？？？）
ぐらちゃんの大事な所に続く扉に二人で手を当てると・・・
扉から赤ちゃんが出てきました
（そうか・・・赤ちゃんもクローンなんだ・・・）
「これが私たちの子供 実際作ってみると感慨深いものですね」
「最近、上手くいかないこともあるらしいですが、問題がなくてよかったです」
（ノナさんの反応を見る限りこの世界で子供を作るというのはこれが当たり前なんだな・・・）
名前を付けてほしいと言われたので「あおいたろう」と名づけました
「次は子育てです 二人で普通の家庭を築けるよう頑張りましょう」
（なんかすごく淡々としてるな・・・）
ご飯をあげようと思ったのですが 生まれて間もないのにもう好き嫌いがはっきりしてるっぽい
とりあえず甘いものはどうだろう？とぐらちゃんの背中でとれる「グラのみ」を与えてみます
ハートがいっぱい出てたのでどうやら好みだったっぽい
赤ちゃんにご飯をあげたら作業再開
牧場に素材がリスポーンするのが邪魔だったので草床を貼っていきます
生物を飼える環境維持部屋は二つあってどの竜域にしようか迷ったのですが、とりあえず氷と水にしてみました
育ててみていまいちだったら簡単に入れ替えられますしね
それにしても氷の竜域の生物の「もふ」がでかい
休む間もなく地上に降りて草床を貼るために必要な草を集めたり
水竜の竜域に入って水を撒く必要が無くなったので貯まりに貯まった種を一気に蒔いてしまいます
その日の夜あかちゃんがレベル２の病気になっていたので薬を飲ませて様子を見ます
やっと牛っぽい生き物と豚っぼい生物の牧場の草床貼りが完了しました
犬っぽい生き物と猫っぽい生き物は土の床でいいかな
作業がひとだんらくしたので赤ちゃんにご飯をあげようとすると会話マークが出ていました
話しかけてみると・・・
「だぁ・・・」
・・・
・・・
・・・
と一言発して死んでしまいました・・・
（あまりにも急だったのでスクリーンショットは撮れませんでした）
「赤ちゃんが・・・」
「仕方ないですね」
「まれにあることらしいです」
「あなたさえよければまた今度、子作りしましょう」
（この世界だとモノを製造するみたいな感覚なんだろうか・・・あまりにも淡々としすぎている・・・）
「宿題「子供を育てよう！」達成だよ」
（いや・・・育てると言うか死んだんだけど・・・）
ベッドには赤ちゃんの骨だけが残っていました・・・
「なにもなしこさん 今日もいい日になるといいですね」
（今さっき目の前で赤ちゃんが死んだのに何を言っているんや・・・）
たしかレシピにお墓があったはず・・・せめてお墓くらいは・・・
お墓のレシピもわたしが作るよ・・・
初めて飛竜の孵化をした場所あたりにスペースが開いていたのでここをお墓にしよう・・・
人が滅びるっていうのはこういう事か・・・もうクローンも作れなくなって滅んでしまうんだ
それにしても赤ちゃんが死んでからぐらちゃんにエサをあげる崖に行くと「最終決戦開始」というコマンドが・・・
最終決戦ってなに？
なんて思いながらまだまだ作業を続けています
結婚しようが子供が生まれようが・・・子供が死んでお墓を作ろうが・・・作業が止まることはありません
なしこ
