ナジさんが「四国軍事会議召喚状」を持ってきてくれました
アトルガン皇宮ではアフマウさんのお人形を使って何かをしていました
なにかの封印を解いてる感じなのかな?ちょっとこの辺はよくわかりませんでした
「アルザダールを完成させ ゴルディオスの結び目を断ち切ったわけだ」
「おめでとう! とりあえずそう言っておこう」
「ウルグーム最強の光の力を手に入れるんだからね」
こういう事らしいのですが わたしには解読できません・・・
これはアレキサンダーの姿なのかな?
この姿が出てきた時 お人形のアウゼンとネメジンは壊れてしまいました
四か国軍議会議の方では今のアトルガンの状況では戦争をするしかない
そんな感じの話になってしまいました
各国それぞれすでにある程度の準備はしているみたいです
「ま、待ってくれよっ!」
ナジさんはわたしの話を聞いてて思ったみたいです
ルザフ王子はラグナロクを望んではいないんじゃないか
そしてアトルガンの聖皇ナシュメラさんも同じ考えなんだろう?
「だったら正々堂々大国アトルガンとやりあう必要なんてないじゃないか」
ルザフ王子を救出すれば少なくともラグナロクは防げるし
ナシュメラさんが復権するチャンスだって生まれるかもしれない
それにアトルガンであの国で暮らす人の生活、笑顔や涙を見てきた
あの国で生きる人たちだって俺たちと血の通った人間なんだ
戦うのは手を尽くした後でもいいんじゃないかと・・・
「オーホホホホッ これはバストゥークの坊やに一本とられましたわね」
シャントット様はナジさんの意見に賛成みたいです
あの好き放題暴れてたカラババ様とはとても思えないですね
そしてわたしが同行する条件付きでサンドリアもバストゥークも認めてくれました
こうしてルザフ王子救出作戦が始まりました
ジュノから飛空艇エンディミオン号でワジャーム樹林に向かいます
その後全員傭兵になりすましてあるザビに侵入すると言う作戦です
が・・・
アトルガンから謎の光が放たれます
「聖なる矢?・・・時が・・・時が来てしまったのか?」
その聖なる矢は・・・エンディミオン号に向けて放たれた矢でした
これがアレキサンダー?思ったより小さいかも・・・
操作していたのはラズファードでした
満足げなラズファードにナシュメラさんが脱走したとの知らせが入りますが
放っておけと言います もう用済みと言う事なんでしょうか?
戦争の事で頭がいっぱいなのかもしれません
国内に居る危険分子を炙り出しルザフ王子を処分したら
全皇国民に布告するつもりみたいです
「守護神アレキサンダーを降臨させ 冥府の騎士を倒し」
「蛮族や列強を屈服させたものの戴冠だ 異論はあるまい?」
結局自分が聖皇になりたいんだな
不滅隊の一人がルザフ移送について策があるとラズファードに言い出します
聖なる矢をくらって飛空艇は墜落してしまいました
甲板から飛び降りた私たちは無事ですが乗組員は怪我をしているみたいです
ナジさんはここで負傷者の治療をするのでキングと作戦を続行するように言われます
アトルガンについたわたしたちですが
水中に潜ってしまったキングは星の実が湿ってしまって故障したみたいです・・・
仕方が無いのでわたしは1人でルザフ王子救出に向かう事になります
なんでやねん!
なしこ